多くの人は、会話の際、母語話者がわれわれの英語を聞き取れなければぶExcuseme?Pardon?What?Huh?などと冷たく言われた経験があるのではないでしょうか。その結果、何も悪いことはしていないのに「私の発音が悪いのだ。どうしよう」通じないことで自分を責め、口をつぐんでしまうことが多いようです。しかし、「母語話者の発音」を基準にして引け目を感じる必要はありません。大切なのはあくまでもコミュニケーションが取れるということです。個々の音について発音の違いはあっても、強勢の位置を間違えずに発音していれば、文脈やジェスチャーなどから、何を言っているのかある程度の推測はつくはずです。通じなくても別の言い方をすれば、ちゃんとメッセージは伝わるのです。普段の会話でも私たちは何度も「言い換える」ことでコミュニケーションを取っています。「通じない」のはむしろ、この「言い換える術」を持っていないためだと言えるでしょう。