腐り切ってしまうことを十分に考えておく

2011.11.04

何年かを同じ職場で過ごしたY君が、会社を辞めたあとうまくいっていないことを知っていい気持ちがするはずはありません。ただ、じっと我慢して会社に踏みとどまっている自分の選択がまちがっていなかったことを確認できたような気がすることが、せめてもの救いに思われたのです。でも、本当にそうなのでしょうか。「必ずしもそうではない」と私はあえて言いたいのです。確かに、将来の進路も定まらずに、転々と職を変えるY君の生き方は、もとより感心できません。

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それどころか、そんなことをしているうちに一生を棒を振ってしまう恐れもないとはいえないでしょう。しかし、それでは何があっても忍の一字がいいかというと、そうともいえないのです。また、「迷って右往左往する」こともよくありません。すなわち、まず、「(1)現状をよく見きわめて」「(2)将来を展望する」そして、「(3)チャンスと見たら思い切って転身をはかること」が必要だと思われます。なぜならあとでみるように、会社のほうが腐り切っているのに、相変わらずそこへどっぶり浸かっていたら、こちらまで腐り切ってしまうことを十分に考えておかなければならないからです。また、自分を磨き、チャンスがめぐってきたならば、それをむざむざ見逃すこともないでしょう。