式場にはいったお客さまは入口の座席表によって自分の席を確かめ、着席します。主人側は披露宴の席の並べ方に、細心の注意が必要です。小人数の披露宴で、一つの大テーブルに新郎新婦が客とともにすわるときは、新婦の向かいの席が主客、新郎の前が次客となります。大人数で、テーブルがいくつもわかれるときは、新郎新婦のいるメインーテーブルに主客がきます。主人側は、顔見知りの客を隣り合わせにする心づかいが必要です。新郎新婦の両親は、いちばん下座につきます。そのほかの親族も下座につきますが、テーブルがいくつもある場合は、各テーブルにわかれて、その席の接待役となるのもよいでしょう。また、席次は、結婚する側かお招きするふつうの披露宴の場合でした。これに対して、会費制の披露営では、ふつうの披露宴とは逆に、新郎新婦と両親がお客さまです。したがって両親の席は下座ではなく、新郎新婦と同席のメインテーブルにします。司会者は、両親への謝辞を述べ、花束を贈るなどして、披露宴をもり上げたいものです。先日、会費制の出版記念会に出かけたところ、客はみんな行儀よくすわったままで、会場は寒々と白けていました。これでは落第です。会費制では会費を払った全員がホスト、ホステスなのですから、お互いに紹介し合ったり、接待し合ったりして主人役を分担すべきです。